古い内容ですが、「受け」がいいので、載せました。初期に働いてくれていたH間先生先生です。H間先生は、当時東京工業大学大学院1年で、高校時代の夕食ご飯3合+おかず+牛乳1L。生徒のK君は当時公立中学3年で、朝食お餅5枚。

及「K君、合格おめでとうございま~す!」

K「ありがとうございます」

及「セサミには9月に入って、最初はサッカー推薦が決まってたんだよね。いつ頃から、志望校、都立駒場に変えたんだっけ?」 (※K君は町田市のサッカークラブに所属し、全国遠征をする程のレベルで、スポーツでバリバリ有名な某私立高校にサッカー推薦が決まっていたのですが、それをやめて、サッカーも強く勉強もできる都立駒場高校を一般受験することにしたのです)

K「11月頃です」

及「何で変えたの?」

K「大学とつながっている私立だったので、そうすると、大学がそこしか行けないと思って、不安になったので・・・」

及「大学はどこに行きたいの?」

K「まだあんまり考えてないけれど・・・」

H「国立大学に行けたらいいんじゃない? 学費安いよ。話は変わるけど、実際ここ来て、変わった? 来なくても受かったんじゃないの?」

及「わ~、やめて~! そしたらH先生は、用なしじゃないか~! 役立たずじゃないか~! まあ、いいや。で、サッカーを週5日やってて、ここで数学を勉強して、あとは全部、自分で勉強したんだよね。すごいね。どうやってたの?」

K「サッカーが6時半から9時頃まであって、帰ってくるのが9時半とか10時頃なので。だから、ほとんど学校で授業を聞いて勉強して、あとは、学校帰ってからサッカー行くまでの空いた時間に、問題解いたりしていました」

及「すごいね」

K「学校の授業はそんな真面目に受けてた訳じゃないけど必要だと思ったことは聞かなきゃなって」

及「数学は、ここに来てできるようになった?」

K「はい。3年の1学期に数学すごく悪くなって、模試とかでも50点位しか取れなくて、それがここ来て30点も上がったので、すごく良かったです」

及「それはH先生が素晴らしかったからですか?」

K「はい」

及「何が? どこが? どこに良いところがあるの? 私は知らない!」

K「無駄を省いて、大事なところにポイントを絞って教えてくれたので、わかりやすかったです」

及「高校に入ったら、どうしたいですか?」

K「勉強と部活(サッカー)を両立させたいと思っております」

及「K君を教えていてどうでしたか?」

H「彼は、自分の中で、これをやらなきゃいけない、というのがわかっていて、それをきちんとやった。他との違いはそれだけじゃないですか。他は、何をやったらわからない人とか、何をやったらいいのかわかっているけどやらなかったりとか。 自分でやろうとしなかったら、身に付かないよ。塾行ったからって、どうこうっていうのはないよ」

K「あ、わかる、わかる」

及「え~! じゃあ、セサミの存在意義は?」

H「それは・・・知らないですけど」

及「じゃあ、K君は、なんで来てるの?」

K「だって、ここは、普通の塾っぽくないじゃないですか。 実は夏休みに他の塾に行ってたんですけど、普通の集団の塾って、わからなくてもわかったような気になるだけで、やる意味あまりないし。 ここだったら、わからないところは教えてもらえて、わかってるところは素通りしてもらえるけど、普通の塾だったら、わかってるところも宿題とかでやらされるじゃないですか」

及「集団の授業って、教える側にとってはショーみたいなもんで、やってて気持ちいいのね。それに教えることはもう決まってるから楽なの。 セサミみたいなとこだと、講師の能力が高くないとやっていけないんだよね、毎回何持ってこられるかわからないし、皆違うことやってるし」

K「すごい難しい問題だったら、一緒に考えればいいじゃないですか」

H「すごい難しい問題だったら、俺が解きたくなる」

及「いや、塾で教えている人でも、それができる人は、実はあんまりいない。 では、ここで話を変えましょう。 K君のように、部活と勉強を両立させたいと思っている人たちへの参考として、H先生、お願いします。 H先生は、高校時代は、いつ勉強してたの?」(※H先生は、スポーツ推薦で甲子園に何回も出場している某高校に入り、野球部に所属していました)

H「授業中です。だってそれ以外、勉強する時間なんてないじゃないですか。4時から8時過ぎまで部活やって、自転車で片道45分かけて9時過ぎに家に帰って、あとはテレビ観てご飯食べて寝るだけで。朝練ももちろんしてますし。 6時間目が終わるのが、すごく嫌だったね。あ~部活か・・」

及「他のこと、やりたいとか思った?」

H「そんな余裕は全くない」

及「時間的に? 気持ち的に?」

H「全部です。野球でしんどいしんどい。野球で精一杯だったね」及「大学(※大阪大学工学部)ではゴルフ部だったんだよね。野球とゴルフ、どっちが楽しかった?」

H「中学校の野球と、ゴルフは面白いです」

及「高校の野球は?」

H「しんどい。練習がしんどかった。でもやってて良かったとは思いますけどね」

及「なんで?」

H「あれだけやったんだっていう自信と、あれを経験しておいたから受験とか楽だったなぁ」

K「それでも、よくそこから勉強にいきましたね」

H「だって、部活より勉強の方が楽だったし。部活引退した後、受験勉強してて、なんて楽なんだろうって思った」

及「大学受験勉強、どうやってたの?」

H「授業中にずっと内職してました」

及「周囲にそうしている人っていた?」

H「いや、スポーツクラスだから、周りはほとんど勉強していませんよ。寝てるか、部活のための体力を残していたり。だから授業なんてほとんど進んでいないです。化学は普通だったら1年の1学期で終わる内容だけを1年かけましたし。数Ⅱは微分まで終わって積分はやらなかったし。 スポーツクラスは全員強制的に私立文系にさせられるので、数ⅢCは全部自分でやって、物理ⅠⅡとかは、高校3年の夏から始めて独学で勉強しました」

及「何でそうしようと思ったの?」

H「何ででしょうね。何も考えてなかった。勉強の方が楽だったし」

及「問題は何をやっていたの?」

H「教科書についてる問題集やって、あとは過去問解いて」

及「特殊だよね、そんな人、見たことない。誰に教わったわけでもなく、そうしてたの?」

H「そうです。誰が教えるんですか、いないですよ、そんな人」

及「勉強してて、学校で周りの人達に何か言われた? 茶化されたりとか」

H「でも、まあ、勉強してるのって別に、悪いことやってるわけじゃないし。で、そうやってるうちに、学校全体で模試1位とかになるようになったら、持ち上げられるようになりましたけど。全国模試の冊子についてくる成績優秀者にもよく載ったし」

及「すごいね。でも相当無茶なので、普通は絶対できないと思う。皆さん、よほどの覚悟と意思がない限り、真似しないでくださいね。 K君の学校(都立駒場)は、勉強もスポーツもバリバリできる環境だと思うよ。友だちからすっごく良い刺激を一杯もらえると思う。 ではでは、最後に、セサミに入って良かったですか?」

K「はい、良かったです」

及「何が良かったんですか?」

K「勉強に対する意識が変わった」

H「それだね」

K「それまでは、答見てもわかんない問題は、わかんね~ってなってただけで。 でも、ここに来て勉強してからは、わかんないって投げ出しそうになっても、答をちゃんと理解するまで続けられるようになった」

(※及川の感想:K君は、どんな問題解くときでも粘って粘って考えていて本当にすごかった)

H「わからないときに、何でわからないのかってことを、考えるか考えないかの差だけどね。そこでやめたら、そりゃ、わからないまま。わからなくても、何でわからないのかくらいは、知識がなくてもできると思うけどね。問題の解き方がわからなくても、どこがわからないかは、ちゃんと考えれば、わかるんじゃない」

及「どこがわからないかがわかれば、8割わかったようなもんだよね」

H「全体をばーっと見て、わかんないっていうんじゃなくて、細分化して、つまり細かく見ていって、どこの部分がわからないのかをちゃんと見つければ、それをやればいいだけ。 できないっていう人は、何で自分はできないのかを説明できるほど考えてから、できないって言ってほしいです。どこができないのか、何が自分に欠けているのかを考えろって思いますけど」

及「でも、そういう人の方が多いよね。それがわかる人の方がすっごく少ないと思う」

H「あと、勉強するのは楽しいからな。知らないこと知るのは、楽しいことだしね」

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